ある夜の何気ない日常 [桐音のコト]
――――――!?
布団から跳ね起きる。
鼓動が速い。
どうやら何か夢を見ていたようだ。
覚醒とともに夢の内容は急速に失われつつあるが、印象はハッキリと残っている。
――――――懐かしい夢を見た。
周りは夜の闇に包まれている。
窓から漏れているのはほんの一欠けの月明かり。
枕もとの時計に手を伸ばせば、3時を少し回ったところだった。
三姉妹、歳離れすぎ [自分達のコト]
藤音:あら、お姉様。やる気満々ですわね。前回の更新からまだほとんど日が経っておりませんわよ?
桐音:ふふん、新しいブログはとにかくどんどんと記事を増やしていく。内容がどうこうよりもまずは記事。これが鉄則よ。
藤音:はあ……そうなんですの?
桐音:ええ、こうでもしないと私はすぐに更新をさぼるでしょうしね。それにステシに書いてないことも色々書いていこうと思うから。
藤音:それが今回のタイトルにある歳の差問題ですのね。
桐音:歳の差問題って……別に問題なんて起きていないのだけれど……まぁいいわ。詳しい話は続きでどうぞ。
自己紹介とか、やっぱりした方がいいのよね [自分達のコト]
桐音:このブログのメインパーソナリティーを務める桐音よ。こっちは妹の藤音。
藤音:小鳥遊・藤音ですわ。大して見ている方もいらっしゃらないと思いますが。
桐音: いいのよ、別に誰が見ていようと見ていまいと。ここは私たちが色々適当につぶやいたり思ったことを書いたりする場なんだから。
藤音:つまり私たちの裏話的な何か……ということでしょうか?
桐音:う~ん、ちょっと違うのだけれど、まぁいいわ。適当にやりましょう。何事も臨機応変に。
藤音:(なんという投げっぷりでしょう……)ところでお姉さま、わたくしたちは三姉妹と聞いておりましたが……もう一方はどちらにいらっしゃいますの?
桐音:ふむ、よい質問ね。あっちの私たちは知らないことだけど、姉様はしばらくしたら合流するわ。もっとも、糸が繋がらなければそれまでだけど。
藤音:あら、そうなんですの?大姉様はまだお会いしたことがございませんでしたので楽しみにしておりましたのに……
桐音:他に質問は?なければさくっと終わるわよ。
藤音:え?もう終わりなんですの?自己紹介もなにもわたくしたちは名前しか言っておりませんが……
桐音:いいのよ。記念すべき第一回はスマホからの投稿でとても面倒なの。その内直したり足したりするわ。
藤音:(ナマケモノですわっ!ナマケモノがいますわっ!)
桐音:……言いたいことがあれば聞いておくわよ。
藤音:いいえ、何もございませんわ。
桐音:そう、なら終わりましょうか。それではまたいずれ、ごきげんよう。
藤音:失礼いたしますわ(ぺこり